「[三井住友カード]当社サイトご利用制限のお知らせ」は 三井住友カードを騙る詐欺メール!
三井住友カード株式会社から送られてきたかのような「[三井住友カード]当社サイトご利用制限のお知らせ」という件名のメールは
三井住友カード株式会社を装った詐欺メールです。
利用確認のためにクリックを求める内容ですが、クリックしないように気をつけてください!
怪しいポイント
「[三井住友カード]当社サイトご利用制限のお知らせ」という件名のメールの怪しいポイントを紹介します。
- 差出人のメアドがおかしい
- 宛先が個人宛じゃない
- メールにあるリンク先 URL がおかしい
差出人のメアドがおかしい
- 三井住友
- ***@9cesadyna-mail.jp
- ***@5-ntoktsui.co.jp
三井住友カードからのメールであれば、smbc-card.com が通常含まれているものです。
宛先が個人宛じゃない
あなたの個人情報を確認するような今回の詐欺メール、差出人は三井住友を名乗っています。しかし名乗るだけなら、誰でもできます。
そこで注目するのは、宛先。公式からなら、こちらの個人情報を知っています。しかし、宛先がメールアドレスです。個人名が全くありません。詐欺メールの可能性があります。
また、メール本文にも「会員 様」「ご本人様」「お客様」という個人を特定しない誰にでも当てはまる表現しかありません。こちらの個人情報を知らない送り主でも書けることだけです。
メールにあるリンク先 URL がおかしい
今回のメールは、「ご利用確認はこちら」の部分にリンクが設定されてます。親切なメールに見えます。
でも、リンク先 URL がおかしいのです。
でも、リンク先 URL がおかしいのです。
でも、リンク先 URL がおかしいのです。
大切なところなので三回繰り返しました。
PC でメールを開き、カーソル(矢印)をリンク部分に重ねます。画面の左下にリンク先の URL が表示されます。正規のメールであれば、ドメインに smbc-card.com が含まれるのが自然です。ですが、リンク先に smbc は含まれていません。怪しさ満点です。
- リンク先のドメイン
- sliverrocks.com
- troutlakemotel.com
PC であれば、リンクをクリックしなくても URL は確認できます。試してみてください。
詐欺メールの内容
- 件名
- [三井住友カード]当社サイトご利用制限のお知らせ
- 差出人
- 三井住友 ***@9cesadyna-mail.jp
詐欺メール本文
SMBCCARDクラシック※会員 様
平素は三井住友カードをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、サービスのご利用を一部制限させていただき、お客様のアカウントのに登録された電話番号にご連絡いたしましたが、お客様に連絡を取ることができませんでした。そのため、ご登録されているメールアドレスにてご連絡させていただきました。
ご回答をいただけない場合、サービスのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
■ご利用確認はこちら (←リンク)
(直接アクセスできない場合は、手動でブラウザにコピーして開いてください)
■発行者
三井住友カード株式会社
〒135-0061 東京都江東区豊洲2丁目2番31号 SMBC豊洲ビル
―――――――――――――――――――――
※本メールは、お届けのメールアドレスへお取引の受付をご連絡するものです(本メールの再送依頼は受け付けておりません)
本メールの内容を無断で引用、転載することを禁じます。
「ご利用確認はこちら」部分に設定されていた詐欺サイトへのリンクは、削除してあります。
まとめ
- メールのリンクをクリックしない
- 公式マイページで確認
三井住友カードから【サービス制限】のメールが来たら、不安になりますよね。でも、いきなりリンクをクリックしない。どうしても心配ならば、直接三井住友カードに問い合わせましょう。
公式アプリやいつも使っているブックマークなど、信頼できるところから公式サイトにログイン。メールにあるように緊急事態ならば、マイページでも何かしらの情報が確認できるはずです。そのうえで電話で確認すれば、より安心ですよね。
あわててメールのリンクをクリックしない!
心当たりのないメールが届いても落ち着いて、まず宛名や差出人のメールアドレスを確認してみてください。スマホなどでリンク先が確認できないなら、公式のマイページをチェック!
追記:クリックしちゃったら、、
- クリックしただけ
- 個人情報を入力しちゃった
クリックしただけ
詐欺メールのリンクをクリックしただけなら、ブラウザの「クッキーやサイトデータを消去」する機能を使う。詐欺サイトの情報をブラウザから消去しておくと安心だからね。
メジャーなブラウザは、画面上部 URL 表示部分の左隣にあるマークをクリックすると消去機能を使えます。詳細は、「chrome,firefoxなど、お使いのブラウザ名+クッキー消去」で検索。
個人情報を入力しちゃった
詐欺サイトでカード情報や住所、名前、電話番号など個人情報を入力してしまったら
すぐにカード会社に連絡!
カード会社に連絡することで、カード会社が対応してくれます。
- 注意点
- クレジットカード裏面にサイン
クレカ裏面に自署がないと不正利用されても保証されないことがあります。必ず署名しておいてください。
正直、住所や名前、電話番号などの個人情報を入力した後に、できることは少ないです。個人情報が漏れたことで、新たな詐欺メールや迷惑メールが届くかもしれません。不審な電話がかかってくることもあるでしょう。しかし、毅然とした対応で新たな詐欺に引っかかることだけは避けましょう。
個人情報を入力したあと詐欺メールと気づいたら、即カード会社に連絡。