メタトレーダー4の自動売買プログラム(EA)の自作に挑戦してみた。なにせ初心者なので、公式サイトMQL4を覗いてみるも発展的な内容ばかり。MT5も入門的内容が見当たらない。プログラムの基礎じゃなく、とりあえず動く最小構成を知りたい。一般的な言語の「ハローワールド」的な。EAなので自動売買だけするヤツ。
自動売買の最小構成
メタエディターを起動し、新規作成>エキスパートアドバイザー
名前を Experts\test ←Experts フォルダに test と言う名のファイルを作成
残りはデフォルトで OnTimer などのイベントはチェックしないで完了。
void OnTick()
{
//---自動売買の最小構成
OrderSend("USDJPY",OP_BUY,1,Ask,3,0,0,NULL,0,0);
return;
}
void OnTick(){ }
は、ティック毎に実行される関数。つまり、価格変動するたびに実行される。void なので実行されるだけ、return で何も返さない。
OederSend()
は、サーバーに注文を送る関数。パラメータは、左から順に
- シンボル
- 通貨ペア。文字列なので
""
で囲む。 - cmd
- 成行買い、指値売り、など
- ボリューム
- ロットサイズ
- 価格
- 指値やBit, Ask
- スリッページ
- スベリの許容範囲
- ストップロス
- 損失指値。USDJPY なら 110.000 など。0 で最小値を自動入力。
- テイクプロフィット
- 利確指値。USDJPY なら 115.250 など。0 で最小値を自動入力。
- コメント
- NULL で空欄可
- マジックナンバー
- 他のEAと区別するための数字
- 注文期限
- 指値注文の期限。成行なら、0
- 矢印の色
- 省略か clrNONE でデフォの青。緑:clrGreen
- 詳細は、レファレンスを見ていただくとして、↑な値を指定する。
-
デバックとストラテジーテスター
メタエディターのデバッグボタンを押す。エラーがなければ、MT4 が前面に。ストラテジーテスターボタンを押し、テスターの設定をエキスパートアドバイザー>test.ex4 通貨ペアをUSDJPY スタートボタンを押す。
ティック毎に凄い勢いでポジションが作られ、損切られていくはず。ww
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