恵方巻き 由来や2025年の方角とか
恵方巻き 由来や2025年の方角は西南西(細かくいうと西南西微西)とか

2025年恵方巻き、いつ食べる?
2025年の恵方巻きを食べる日は、2月2日です。方角は、西南西。
恵方巻きを食べる「節分」は例年2月3日ですが、2024年がうるう年にあたることから、翌2025年の立春は2月3日に早まり、今年の節分は4年ぶりに2月2日となります。
節分は、日本の古い暦である二十四節気のひとつ、「立春」の前日とされています。 節分とは季節の分かれ目を意味し、かつては春以外の季節にも節分が存在していました。
立春が毎年違う理由
太陽の角度が315度になる日が、立春。
その年により立春の日にちが変わるは、うるう年などが関係します。 閏年は2月29日まであるので、1年が1日多くなります。 簡単に言えば、このズレが関係しています。グレゴリオ暦では、2月5日が立春だった日が過去に何度かありました。
恵方巻き とは
恵方巻き(えほうまき)とは、節分に恵方を向いて無言で食べると良いとされる、切り分けられていない太巻き寿司のことです。恵方巻きは日本の節分の風習に関連しており、恵方を向いて食べることが縁起が良いとされています。具体的な恵方の方角は年によって異なりますが、一般的には節分の季節におけるその年の恵方を向いて食べる習慣があります。
恵方巻、切っちゃダメ?
福を巻き込む巻き寿司なので、縁が切れたり、福が途切れたりしないよう、包丁で切ってはいけないとされています。 太巻き1本は食べきれないなら、中巻きや細巻き、ハーフサイズなどを用いるとよいでしょう。 ハーフサイズの場合、完成した太巻きをカットするのではなく、カットした海苔で巻き寿司を作ったほうがその意味を表せます。
また、幼児や高齢者が恵方巻を食べる際は、喉や気管支に詰まらせないよう周囲の見守りなど配慮が必要です。
喋っちゃダメ?
食べている途中にしゃべらないことも大切なポイント。 心のなかでお願いごとをしながら黙々と1本食べ切ります。 これは、喋ると福が逃げてしまうと考えられているため。 家族や友人と一緒だとハードルの高いルールですが、神様の方を向いてお願いごとをしている最中なので、できるだけお喋りは慎みましょう。
ただし、「笑いながら食べる」は OK! これは「邪気を笑い飛ばす」「笑う門には福来たる」の意味があるからです。
ちなみに醤油をつける、つけないは、好みで OK! 立って食べるか、座って食べるかも、決まりはないです。
恵方巻を流行らせたのは
1998年 セブンイレブンが「恵方巻」と名付けて展開したことで普及しました。 もともと大阪ローカルの習慣「丸かぶり寿司」には、明確な名前がありませんでした。「節分に恵方を向いて巻き寿司を丸かぶりする」と説明されているだけでした。
恵方巻き 方角
恵方巻きの方角は、その年の十干によって決められます。十干は古代中国の風水や暦に用いられるもので、甲・己、乙・庚、丙・丁、戊・辛・癸の組み合わせによって方角が決まります。例えば、2024年の恵方は「東北東」。2025年の恵方は「西南西」。恵方は陰陽道に基づき、東北東・西南西・東南東・西北西の順に巡ります。このように方角が毎年変わることで、その年ごとに新しい運気が取り入れられるとされています。
2025年の十干:乙
- 恵方
- 西南西(正確には西南西微西)
- 二十四方位
- 乙
- 方位角(北を0度)
- 255度
具体的な方角は年によって異なるため、恵方を知るためにはコンパスや方角を確認できるアプリを使用する方法があります。
恵方巻き 由来
恵方巻きの由来は、諸説あります。一般的には、江戸末期から明治初期に大阪の問屋街船場で商売繁盛や無病息災を願って食べられたことが始まりとされています。
恵方巻きは、その年の吉をもたらす方角(恵方)に向かい、無言で願い事をしながら1本を丸かじりする習慣であり、丸ごと食べることで縁を切らないという縁起をかついでいるとされています。具体的な由来については諸説があり、明確なことは分かっていないようです。
恵方巻き レシピや具材
恵方巻きの具材には様々な種類がありますが、一般的には「七福神」にちなんで7種類の具材を使用することが基本です。具体的な具材には、えび、しいたけ、かんぴょう、きゅうり、うなぎ、桜でんぶ、卵焼きなどが挙げられます。これらの具材は縁起が良いとされており、恵方巻きを食べる際に使用される定番の具材となっています。これらは恵方巻きの伝統的な具材であり、それぞれに意味があります。例えば、かんぴょうは長生きを願う意味があり、えびはめでたしを象徴し、うなぎは商売繁盛や出世を願う意味があります。
また、近年では新しい具材の組み合わせも登場しており、例えば海鮮恵方巻きや洋風の恵方巻きなど様々なバリエーションが楽しめるようになっています。
洋風の恵方巻きにはさまざまなバリエーションがあります。例えば、バジルペーストとクリームチーズ、ドライトマトを使ったものや、ソーセージとチーズを組み合わせたもの、さらにはサーモン、アボカド、きゅうり、鶏肉などを具材として使用したものなどがあります。これらの洋風恵方巻きは伝統的な恵方巻きとは異なる味わいを楽しむことができ、節分の季節においしい新しい食べ物として人気を集めています。